果物の王
果物の女王と言えばマンゴスチン。
そして、果物の王様と言われるのがドリアン。
「悪魔の子」の名を持つこの果物ですが、日本では「トイレの匂いのする果物」として忌み嫌われております。なぜ外国ではあれほど珍重されるのか理由すら不明なままに、とりあえず高級品らしいぜってことで紀伊国屋の店頭に並んでいるドリアン。
しかし
我々はとんでもない思い違いをしていたんだよ!(AA略:ここにキバヤシを貼ること)
実家がドリアン農園だと言う、留学生のおにゃのこに訊きました。
「なんであんな果物みんな食べるあるか? スカトロ大好きっ子あるか?」
「スカトロ?」
通じなかったようです。
もしつっこまれたら「アイムチャイニーズ!」と言って逃げるボケまで用意していたのですが。
ともあれ、何が違うかと申しますと。
「日本で売ってるドリアン、みんな腐ってる。わたしたちの国、あーゆーの、たべない」
だそうな。
えええええええぇぇぇぇ!?
どうやらドリアンとは、もっとフレッシュなうちに食べる果物なのですが、日本まで輸送する間に熟しすぎてあのような「腐り落ちた果実の匂い(星空めてお的表現)」を発する模様。
現地に行けばもっと新鮮で匂いが薄く、十分に甘い果実を賞味できるのだとか。